grepを使って4Dファイルを探す

4Dのソースコードやフォームはプロジェクトモードで保存するとすべてテキスト形式のファイルになるのでOSの全文検索が使える。4D_CATのディレクトリ構成を使って、macOSでよく使う表現(UNIXコマンド)を紹介する。

macOSのターミナルを起動する。

探したい場所に移動

「cd 」(シー、ディー、スペース)とタイプインした後に、フォルダをドラッグ&ドロップする。

%  cd /Users/wat/GitHub/jirokichi-shouten/4D_CAT/Resources/JCL4D_Resources

これで指定のディレクトリに移動した。

内容で探す

内容に「executedOnServer」が記述されているファイルを探す場合

% grep -rin executedOnServer .
./method_templates_form03/[--FRM_PREFIX]_lst[--TBL_PREFIX]_Make_onS:1://%attributes = {"executedOnServer":true}
./method_templates_list/[--FRM_PREFIX]_lst[--TBL_PREFIX]_Make_onS:1://%attributes = {"executedOnServer":true}

-r::ディレクトリの中を再帰的に検索
-i:大文字小文字を区別しない
-n:ヒットした行番号を表示

2つのファイルに「」が記述されていることがわかる。

ファイル名で探す

ファイル名に「onS」が含まれているファイルを探す。

% find . -name "*onS*"     
./method_templates_form03/[--FRM_PREFIX]_lst[--TBL_PREFIX]_Make_onS
./method_templates_list/[--FRM_PREFIX]_lst[--TBL_PREFIX]_Make_onS

-name:ファイル名で検索
*:ワイルドカード。「onS」を「*」で囲ったこの場合、「onS」が含まれている、という意味になる。

2箇所で使われていることがわかる。