配列型リストボックスの一覧を書き出す

JCL_lstシリーズに「JCL_lst_Export_pgs3」を追加した。JCL_lst_Export_pgs2があったのだが、こちらはユーザにファイル保存ダイアログを表示せずに、自動的にデスクトップに書き出していた。この方法が最近のOSではセキュリティ的にまずくなってきたので対策版を実装した、というのが背景。

配列型リストボックスの商品一覧「SH04_stSH」というのがあって、その一覧を書き出す事例を見てみよう。使い方は次のようなメソッドをオブジェクトメソッドに記述する。

  //SH04_btnExport
  //20210923 wat
  //エキスポート、export, 書き出し
  //一覧をテキストファイルに書き出す, プログレスバー付きpgs3, sho on disk付き

C_TEXT($name)
$name:="商品_"

JCL_lst_Export_pgs3 (->vSH04_lstSH;->$name;1)

配列型リストボックス「SH04_stSH」に右肩に書き出しボタン(下矢印)がある。

右上の下矢印のアイコンが書き出しボタン

書き出しボタンをクリックすると、ファイル名を確認するダイアログが表示される。

デフォルトファイル名は「商品_」にデイトマークを連結して、何回出力してもファイル名が被らないようにしている

続いてファイルを保存するフォルダを選択するダイアログが表示される。

ここではデスクトップを選択。

完了メッセージが表示される。

ここで[保存先を表示]をクリックすると、書き出したファイルをすぐに確認できる。

macOSだとファイルが選択されて中身も一部見えているので便利だ。